離婚ってネガティブなイメージですか?
わたくしは違います。
リスタートを切る。新たな人生が始まるために不要な形というものを手放すというポジティブなイメージです。
ですが…この離婚というものの意味を履き違えてしまえば,子どもの尊厳を著しく傷つけてしまうこともあるものです。
離婚後の親権争い。なぜ争うのでしょうか?
子どもは【物】ではありませんよね?
親権の争いや面会の拒否。それが子どもの安全を守るためなら愛です。
ですが
・自分の元から離れてほしくない
・自分の前からいなくならないで
・自分のそばに置いておきたい
親というだけで訳の分からない権利を振り翳します。
しかも無自覚でです。
親だから虐待する,レールを敷く,自分の思う通りに動かす傀儡にする,離婚といえば子の意思を無視して大人同士だけで争う。
これらは物理的距離や親子関係などという紙切れや形に拘り過ぎで本質を見誤っているのですね。
そして子どもの尊厳を無視し、自分のエゴや恐怖から子どもの意思を聞くこともせず,自己都合で所有物として扱っているのです。
愛も何もあったものではありません。
憎いから会わせたくない。
悔しいから会わせたくない。
子どもがそのままいなくなってしまうのではという恐怖から会わせたくない。
などといった子どもの意思を無視した離婚や親権争いは愛などではありません。
わたくしは離婚や結婚という形も興味がないし、拘りもありません。
誰かに何かを言われたら,こう返してます。
「それはあなたの物差しよね?幸せかどうかの答えは子どもの笑顔を見ればわかるでしょう?」と。
ちなみに私事で恐縮ですが…
我が家は親権はわたくしです。
ですが娘の苗字は父親の姓です。
理由ですか笑?
娘がこう言ったんです。
「ママの性だと【石川】でしょ?どこにでもあるからそれは嫌だわ。(全国の石川さん,本当にごめんなさい…)パパの苗字ならパパの家系しかない珍しいものだし,かっこいいからパパの苗字がいい」
そう言ったからです。
わたくしもパパも娘の意思が全てです。
あの子の憂いを取り払い,あの子が笑顔で生きていけるために心血を注いでいます。
他でもないあの子が,形や常識が幸せとは決して直結するものではないということを教えてくれました。
苗字や戸籍,住民票や同居関係など,形なんてどうでもいいんです。
大切なのは目に見えない【絆】や【愛】です。
それがあれば怖くありません。
既婚で幸せじゃない方
離婚したいけど勇気がない方へ。
あなた様の心に,魂に問いかけてください。
今,幸せ?
子どもは心から笑っている?
家族関係の憂いはない?
子どもも社会で一生懸命に生きているのです。子どもなりにストレスを抱えているのならば…
せめて家の中では何の憂いもなく,屈託なくたくさん笑える環境を作ることこそが…真の親の在り方なのではないでしょうか。