娘が観たいと言って映画から始まり,ハマりました。
【かぐや様は告らせたい】
あらすじはこちら
Wikipediaより引用
※ここから先はストーリーに触れていますのでご注意下さい。
単純にプライドの高い2人の恋愛頭脳戦から描かれていますが,話が進むと全く違う方向性へと進みます。
主役女性:四宮かぐや(しのみやかぐや)
主役男性:白銀御行(しろがねみゆき)
紆余曲折ありながらも結ばれちゃうわけなのですが,面白いです。
普通の単調な学生恋愛ストーリーではないところがいいんです。
様々な試練を乗り越え,2人は心から信頼し合っています。
それが本当にピュアで可愛くて。
そしてかぐやちゃんの彼氏となった御行くんの男性らしさときたら・・かっこよすぎて,かぐやちゃん惚れ直しちゃうんです。
何もかも真反対の2人。互いにリスペクトを置き,互いに憧れ,互いの存在が目標なので少しでも近づこうと互いに努力を重ね合わせ,結ばれるのです。
結ばれた後も,互いの持つスキルで学園の救世主となり,周りの人達を助けていきます。
そして最強最悪の敵。かぐやちゃんの父親が経営する四宮グループと,若い2人は闘う運命にあるようなフラグが立ち上がったところです。
2人の共通点は思いやりがあり,優し過ぎることです。
その優しさや思いやりが馴れ合いじゃないので,時に厳しく,特にかぐやちゃんは親の持つ権力も相まって近寄りがたく,冷淡に見えてしまうのです。
かぐやちゃんの乙女らしい可愛い姿を唯一引き出せるのが,御行くんだけなのもまた面白いんです。
彼は入学後間も無く,高嶺の華であるかぐやちゃんを好きになってしまいました。
四宮グループのご令嬢で,神に全てを与えられた芸術作品のような美しい彼女。
彼はどうしたでしょう?
かぐやちゃんの隣に立つに相応しい男になるため,学年1位の成績を死に物狂いで勝ち取り,自身の持つ人柄で生徒会長の座に君臨するのです。
かぐやちゃんに相応しい男になろうと血の滲む努力をしたわけです。
本来の男性の能力や才能を引き出すためには,女性は手の届きにくい存在であり,輝くことで,男性をとても素敵な殿方様へと導きます。
【愛する】エネルギーが男性の努力の源です。
女性側は,そんな男性の真っ直ぐて純粋な思いに対し,【愛される】ための努力をする。
純粋な愛の循環はこうして出来上がっていくのだとわたくしは思うのです。
かぐやちゃんは本当に優しくて愛情深くて,その優しすぎる愛が周囲に理解されることはなく,孤独でした。
でも御行くんだけは,そんなかぐやちゃんの素敵な本質を見抜いていました。
そしてかぐやちゃんもまた,御行くんの馬鹿みたいに実直で正義感の強いヒーロー気質に惹かれていったのですね。
結局はお互いが,互いの「ありのまま」を愛し合っていたのです。
こちらにも女性の在り方,男性の目覚めについて記載しております。
よろしければご覧くださいね!