↑注)いたずらなKissの画像ではありません。
「イタズラなkiss」
皆様,ご存知ですか？
わたくし,ドラマが大好きで毎週楽しみにしていました！
1996年初代のドラマ
入江直樹くん演じる柏原崇さん
相原琴子ちゃん演じる佐藤藍子さん
若かりし内藤剛志さん,仲間由紀恵さん,小沢真珠さんも出演していらっしゃいました。
ご存知ない方はぜひご覧いただきたいのです！
愛情深くて,素直で,可愛くて,まっすぐで,純粋で,一途で,活発なヒロイン琴子ちゃん
一方で
容姿端麗,頭脳明晰,秀才だけど,感情がわからない,なぜ自身が生きているのかを見出すことが出来ない,愛されている環境にいるにも関わらず,愛がわからずに自ら孤独の世界にいる入江くん。
正反対の2人が愛を育むラブコメディ笑です。
まさに運命の2人を体現できているストーリーなんです！
作者,多田かおる様のご冥福をお祈り申し上げます。
琴子ちゃんが,入江くんに愛を一生懸命に教えていましたね。愛し方,愛され方を全て・・・。
入江くんは初めから琴子ちゃんのこと,大好きでした。
愛を知らない男性が愛を知るきっかけは，怒りとか嫉妬心，憎しみといった感情からスタートすることが多いです。
入江くんのお母さんは，初めから入江くんが琴子ちゃんを大好きなこと,琴子ちゃんが入江くんの冷えた心を溶かすことを既に知っていたからこそ応援していました。
入江くんは，唯一琴子ちゃんにだけは,感情をぶつけていました。
琴子ちゃんの方は，彼が既に自分を好きだと気づいていませんでしたが笑
そして家族から深く愛されている琴子ちゃんは,「愛すること・愛されること」を知っていました。
だからこそ,入江くんの愛じゃない行動をよく判断出来て,彼に怒ったり,窘めていた場面もありましたね。
琴子ちゃんの愛は,真っすぐです。
彼にとって自分の存在が邪魔だと分かった時,琴子ちゃんは自身の愛する思いを封じ込めて彼の元から去ることを決心しました。
全てが入江くんへの純粋な愛ゆえの行動でした。
結ばれたい,両思いになりたい,結婚したい。そんな思いもありつつも,結局は純粋な愛が勝った琴子ちゃんの思いは,彼が幸せになって,自分の未来を自ら決心して切り拓いてほしいという方向に変わっていきました。
一方で入江くんと同じ秀才Ａクラス(アルファベットクラスでＡから成績順。琴子ちゃんは最下位Ｆクラス）小沢真珠さん演じる松本さん。
入江くんとクラスメイト,同じく容姿端麗,頭脳明晰,秀才の女生徒です。
なぜ彼女が選ばれなかったのか・・・。
理由は簡単です。松本さんも入江くんが大好きなのに,彼女が好きなのは
「容姿端麗,頭脳明晰,Ａクラスで将来有望,優秀な入江くん」という周りが羨む付加価値がついた入江直樹が好きなだけだからです。
そしてできる殿方様は,高性能センサーを持っていますから。そんな彼女の偽物の愛を見抜いていたのですね。
純粋な愛をぶつける琴子ちゃんに叶うわけがわけがないのですね。まさに愛は最強だということを教えてくれる楽しいドラマです。
わたくしの友人に潜在琴子ちゃん系女性がいます。とってもかわいいのですが,純粋で優しすぎる故に自分を出す勇気がなく,なかなか社会に放つことができないジレンマで苦しんでいました。
きっと自身を放てる勇気と自信を培った時,彼女には心から幸せだと思える体験をするでしょう。絶対に幸せになれる友人の一人です。
