常識や一般,平均といったものを「市場」と捉えた時,確実にそれはイモ洗い状態の三密です。
みんなと同じことをするということは,大多数や一般市場と勝負することです。
ここでは敢えて勝負という言葉を使わせてもらいますね。
それってとっても大変です。
一例として「世間や常識」「市場と人生観」を折り合わせた具体例を,わたくしの経験を基に少しさせていただきますね。
ご興味のない方はスルーで笑
わたくしは,19歳や20歳の頃,週に4回は所謂「合コン」という出会いに明け暮れていました。
結婚というものをしてみたかったわたくしは,結婚相手を探していたのです。
「合コン」や「飲み会」の市場には結婚願望のある男性がいないことに気づきました。
早々にこの市場に見切りをつけ,22歳の時に「結婚相談所」に入会することを決意したのです。
10数年前の当時,結婚相談所という立ち位置,世間一般からのイメージは,大多数の人が
「30代後半過ぎた,負け組が行く場所。」
「婚期を逃した人が登録する。」
「自分の人間関係で結婚できないような人が行く場所。」
そんなイメージがまだ根強い時代でした。
それを逆手に取ることにしたのです。
今が売時だと知っていたわたくしは,とある高級結婚相談所に登録。
女性は入会制限はなく,面接のみ。
そして男性の入会条件が厳しく,年収1000万未満は登録できない結婚相談所でした。
相談に伺うと,数百人いる女性登録者の中で2番目に若いと大変重宝され,大切にされました。
それこそあり得ないサービスをして下さったり,通常のサービス以上の待遇を受けました。
ここは長々登録するものではないことを知っていたので,カウンセラーさんお勧めの方と何名かお会いしました。
ここでもプロの方の直観を信じることにしたのです。
高学歴,容姿も整っている方もいらっしゃいますし,年収は1500万~1億までの4,5名の方と会いました。
その中の1人が元旦那さんです笑
年収や学歴に,あまり興味がなかったのですが,自分の存在価値を知りたかったという若かりし日の完全他人軸マインドでした。
自分の努力の結果によってどれだけ通用するのかという探求心からでした。
自分の価値を他人に自らジャッジされようとしていたのです。自分に自信がなく,コンプレックスの塊の時代でした。
「選ばれる」ことによってコンプレックスを癒そうとしていたのですね。愚かな過去の自分・・・。
離婚してるよね!失敗じゃない!と思われるかもしれませんが,わたくし的にそれは違います。
結果は関係ありません。
たくさんの学びがありましたので,結婚したことも,離婚したことも後悔していません。
プロセスに過ぎない。そう思っています。
元旦那さんには助けられていますから。
それに元旦那さんがいたから,今の自分があるのです。
今や互いに異性関係を超えた娘を守る戦友の同性です。
長くなりましたが・・・
何を申し上げたかったかと言いますと,世間の評価やイメージに一喜一憂することはないんです。
実際にそんなイメージがついていた結婚相談所も,今となっては当たり前となりましたね。
わたくしが登録していた結婚相談所は今や,相談所側が女性を選ぶ側となりました。
30歳を過ぎた頃,同い年の友人に紹介し相談に行ったそうです。
なんと,登録を断られたそうです。
もっと若い方がたくさん登録しているから,あなたの条件だと紹介できませんと言われたと。
現在,結婚相談所も20代前半の若くて綺麗な人が当たり前のようにたくさん登録している状態。
今やレッドオーシャンマーケット。
つまり,ライバルや競合がひしめき合う,血で血を洗うような真っ赤な海のような激しい競争市場となってます。
わたくしの時代は,ブルーオーシャンでした。競争相手がとても少ない,まだ開発したての発展途上。
だからこそ,楽だったのです。そして同じく先見の明を持つ方々との出会いがあり,とても面白かったです。
そして多くの人が目を向けるものに,わたくしは興味がないのです。
常に新しい発見,新しいことを試みたいし,チャレンジしたいです。
世間の評価や常識に囚われていると,それが鎖となり,動けなくなってしまいますよ?
馬鹿にされようが,批判されようが,その人たちに危害を加えられるわけでもない。
反対に,評価されたところで自分にとって何の意味もないし,価値もないのです。
ならば,自分のやりたいことや魂の衝動に従って生きた方が絶対に楽しいですよ。