世間を気にしない強さを養う

子どもにとっての幸せとは?

子どもにとっての幸せってなんでしょうか?
考えたこと、ありますか?

将来良い中学、良い大学、良い就職先に勤めること?

親が一つ屋根の下に住んでいて父親役と母親役というおままごとの仮面を被ること?

整っている容姿があること?

欲しいものを何でも買い与えること?

さて、何でしょう?

答えは…子どもに聞いてください。
「あなたにとっての幸せって何?どんなことで笑えるの?」とね。

基本子どもは親よりも人格レベルも霊性も高いのが宇宙ルール。これはもう絶対です。
年上だから、親だからという下らない理由で子どもを自分の価値観というレールの上を無理矢理走らせていませんか?

逆にどんなことが子どもにとって不幸なのでしょう?

健康に産んであげられなかったこと?
障がいを持ってしまったこと?
普通の子と違ってしまったこと?
片親にさせてしまったこと?

違います。これだけは言い切れます。わたくしも交通事故に巻き込まれた時に両親はいつかわたくしが自分達を責める日が来ると思っていました。
ですが、わたくしは少しでも良くなって欲しい。諦めなかったことや愛情をたくさんかけてもらっていることを体感してました。怨むという感情を抱くなんてあり得ませんでした。

わたくしが小児科に入院中、お友達が小児がんで亡くなったことも何度かありました。ご両親は最期まで愛情をたくさん注ぎ、子どもが喜ぶ顔を見たい一心でたくさん笑わせていました。愛が伝わった子どもたちは、誰も短命を両親に恨むなんてことはしませんでした。

わたくしが申し上げている意味が分かりますか?

愛が全てを埋めてくれるのです。何もかもを癒すのです。愛は魔法です。愛さえあれば何も要らないのです。
子どもは無償の愛を私たち「親」に与えてくれるまさに天使です。

その純粋な子どもへ、幸せや不幸という物差しで測るのはおやめ下さい。どんなあなたでもあなただよ。そう言って愛して下さい。
そして一緒に子どもの本来歩むべき道を探しましょう?

無償の愛を注ぐ子供にとっての幸せ…
それは親の笑顔と幸せです。

生きること。たったこれだけのことすら叶わなかったお友達を見てきました。
心の底からどうでもいい親のエゴで、劣等感で、、一生懸命に生きている子どもを守らない、愛さない、幸せにしない親がたくさんいることが…悲しくて仕方がないのです。